koubas_only > Top >2025三岸節子記念美術館
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ごあいさつ
繊維産業で栄えた一宮市域では、大正初期から昭和後期にかけて、何千棟もの「のこぎり屋根」の工場(鋸屋根工場)が建てられました。多くは織物をつくる工場で、三岸節子の生家である吉田家も、この地方で鋸屋根工場が姿を見せはじめた大正時代、珍しい煉瓦造の織物工場を建てました。昨今、鋸屋根工場の大半は当初の役割を終え、急速に数を減らしています。しかし市域にはまだたくさんの工場が残り、その姿は郷愁とともに往時の繁栄を思い起こさせてくれます。 |
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「のこぎり屋根」について
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第1章 のこぎり屋根アート
一宮市内で、のこぎり屋根工場の姿を人々の記憶とともに作品や映像に残す活動をしている「Koubas Only」の作品を紹介します。 |
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第2章 のこぎり屋根のある風景-尾西市絵画公募展入賞作品より 尾西市(現・一宮市)では、2001年から2004年まで、「尾西市絵画公募展」(2004年は「尾西市絵画・写真公募展」)と称し、木曽川周辺の風景とそのまちなみを描いた絵画や写真を募集し、当館にて展覧会を開催しました。今回は、美術館所蔵となった入賞作品の中から、のこぎり屋根が描かれてた作品を紹介します。 |
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第3章 三岸節子と吉田永三郎家の織物工場
1905(明治38)年、三岸節子(旧姓吉田)は、愛知県中島郡小信中島村(後に起町、尾西市。現、一宮市小信中島)に生まれました。生家は代々の地主で、現在、美術館が建つ土地に屋敷を構え、敷地には本宅をはじめ、表門、二階建てや三階建ての蔵、庭園などがありました。1913(大正2)年、当時の当主であり、節子の父の吉田永三郎は、織物会社(吉田織産合資会社)を設立し、毛糸などを使用した和服用の織物を生産していました。 |
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関連イベント
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【23】Koubas Only
Chimney Cloud Kouba 煙突の煙のある工場
2024年 油彩、キャンバス 130.5×162.0cm
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Yellow bygone age. The tall pipes made their own clouds.
An overgrown path bathed in a million forgotten shadows.
過ぎ去った黄色い時代。高いパイプは雲を描いていた。
草木が生い茂った小道は、無数の忘れられた影に覆われていた。
Koubas Only(コウバズ オンリー)
イギリス(ハートフォードシャー)出身で一宮市に20年以上住み、地元尾州の伝統ある繊維工場への思いを強く鮮やかな色彩で描く芸術家コリン・ラムと、旧尾西市の繊維工場を営む家で生まれ育ち、尾州の工場と尾張弁をモチーフにした作品を手がける宮田菜津美によるアートユニット。のこぎり屋根の工場が持つ一棟一棟異なるユニークな魅力や地域性を、アートを通じて発信している。

アーティストトーク「のこぎり屋根工場と尾州の人々」
| 講 師: | Koubas Only |
| 日 時: | 8月16日(土)午後2時~3時30分 |
| 参加費: | 400円(1ドリンク付き) |
| 申込み: | 当日正午から観覧受付。当日の観覧券が必要。 |
一宮市内、特に旧尾西エリアの古い織物工場(より親しみを込めて『こうば』)をモチーフに制作活動を行っています。
のこぎり形の屋根をもつ『こうば』は、尾州の繊維産業の発展と共に数多く出現しこの地域を支えてきましたが、昨今地元の景色から急速に姿を消しつつあります。こうした状況の中『こうば』の持つ美しさや誇りを一人でも多くの方に感じて頂くために数年前から活動を始めました。
一見街並みに紛れ静かに佇む『こうば』は、それぞれユニークな特徴や空気感をもっており、その個性の源は、持ち主である家族の暮らしや業態、土地の形、歩んだ歴史などと密に繋がりがあります。また街へ繰り出すと、時折、未だ現役で鼓動のようなビートを刻む『こうば』に出会います。それを耳にする度、職人の魂と世界に誇る技術を象徴してきたこの建物は、この街の誇りであると強く感じます。
今回の展示では、作品の一部に『こうば』の廃材や、味わいある「ガラ紡」糸の生地(木玉毛織提供)を額装に用いています。こうした素材からも『こうば』の雰囲気を感じていただければと思います。
『こうば』をモチーフにした作品や様々なプロジェクトを通して、私たちの街の象徴的なこの建物に、少しでも興味をもっていただければ幸いです。
Koubas Only より

- 随時更新 -
テレビ愛知(2025.09.4)
「のこぎり屋根」フォーエバー 繊維産業で栄えた愛知・一宮市で激減する工場を絵に残す女性 | 愛知のニュース
https://news.tv-aichi.co.jp/single.php?id=7854
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ICC:街ネタプラス 放送予定 |
「美術館企画展『のこぎり屋根アートと吉田家のレンガ工場』」
一宮市広報「I LOVE いちのみや」vol 771 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=rX48qKjG8iI
2025/08/11
のこぎり屋根工場の姿を残す活動をしているKoubas Onlyの作品や、のこぎり屋根の風景画、三岸節子の生家である吉田家のレンガ造りの工場などを紹介します。この夏、一宮の景色を象徴する、のこぎり屋根について学んでみませんか?
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「こうば」の廃材とガラ紡糸の生地を額装に使用 |
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映像 |
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第2章 のこぎり屋根のある風景 |
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1.田中宏治
静と動を織りなす地 |
2.川合邦子
尾西の風 Ⅰ |
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3.川合邦子
音のある街 Ⅰ |
5.山本邦明
機の音が聞える |
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4.磯村英男
蔵 |
6.三森桂
機織る音のする街 |
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7.大澤勝弘
BISAI |
8.宮治綱
奏音 |
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第3章 三岸節子と吉田永三郎家の織物工場 |
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第1章 のこぎり屋根アート
Koubas Only (コリン・ラム、宮田菜津美)
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【26】Koubas Only
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Teatime Kouba |
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【28】Koubas Only
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In and Out Kouba |
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【27】Koubas Only
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Hands Kouba |
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【25】Koubas Only
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Sunset Kouba |
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【24】Koubas Only
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Gold Blossom Kouba |
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【6】コリン・ラム
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Pandora's Kouba |
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【1】コリン・ラム
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Bisai Kouba |
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【2】コリン・ラム
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Autumn Kouba |
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【3】コリン・ラム
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Gyoza Kouba |
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【4】コリン・ラム
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Fence Kouba |
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【5】コリン・ラム
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Spring Storm Kouba |
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【7】コリン・ラム
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Phoenix Kouba |
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【8】コリン・ラム
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Night-o-Kouba |
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【9】コリン・ラム
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Green Heart Kouba |
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【10】コリン・ラム
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Doghouse Kouba |
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【11】コリン・ラム
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Fisherman's Kouba |
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【12】コリン・ラム
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Clockwork Kouba |
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【17】宮田菜津美
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古い工場の家 |
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【15】宮田菜津美
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工場と尾張弁のある風景 #01より |
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【16】宮田菜津美
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工場と尾張弁のある風景 #02より |
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【13】宮田菜津美
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Yut@cafe |
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【14】宮田菜津美
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自転車工場 |
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【21】宮田菜津美
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天国の工場 |
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【20】宮田菜津美
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A memory of Sunset Kouba |
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【19】宮田菜津美
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To the inside Kouba |
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【18】宮田菜津美
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Block Kouba |
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【22】宮田菜津美
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解体前夜 |
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- 鑑賞記録 -
20250809:laporteinternationalschool
🌟 簡単ワンフレーズ英会話 🌟〜絵を描くときに使うよ〜🎨
今回は、@kobas_onlyで活動中のラポルトのコリン先生と宮田菜津美さんの展覧会を見に行ってきました✨
アートのインスピレーションをたくさんいただきました!


















中日新聞「尾州おりひめ物語」:20250711(金)
コウバに拍手を送りたい
のこぎり屋根愛する日英アートユニット
Koubas_Only(コウバズオンリー)
20250821:ChatGPTに聞いてみた
http://36way.net/koubas_only/migishi-202507.htm (このページ)
これは、ソーシャリー・エンゲイジド・アート(Socially Engaged Art)?
回答:
はい、これはまさに「ソーシャリーエンゲイジドアート(社会参加型アート)」の一例です。
展覧会の概要
「のこぎり屋根アートと吉田家のレンガ工場」は、2025年7月19日から8月31日まで一宮市の三岸節子記念美術館で開催された企画展です。この展覧会では、地元の歴史や文化、そして地域社会とのつながりを深めることを目的としたアート活動が展開されました。
Koubas Onlyの活動
展示の中心となったのは、アートユニット「Koubas Only」です。このユニットは、尾州地域の「のこぎり屋根工場」に焦点を当て、地域の歴史や人々の記憶を作品として表現しています。具体的には、イギリス出身のコリン・ラム氏と、一宮市出身の宮田菜津美氏が共同で制作した油彩画や水彩画が展示されました。
参加型のワークショップとイベント
展覧会期間中には、地域住民や来場者が積極的に参加できるイベントも多数開催されました。例えば、子ども向けと高校生以上向けのワークショップ「のこぎり屋根工場を描こう!」や、アーティストトーク「のこぎり屋根工場と尾州の人々」などが行われました。これらの活動を通じて、地域の歴史や文化への理解が深まり、参加者同士の対話や交流が促進されました。
地域とのつながり
また、展覧会では「のこぎり屋根工場クイズ」や「オリジナル缶バッジをつくろう!」など、地域の歴史や文化を学びながら楽しめる企画も実施されました。これらの活動は、地域住民や来場者が積極的に参加し、地域とのつながりを深めることを目的としています。
結論
この展覧会は、地域の歴史や文化を尊重し、地域社会とのつながりを深めることを目的とした「ソーシャリーエンゲイジドアート」の典型的な例と言えます。アートを通じて地域の人々が共に学び、感じ、考える場を提供することで、社会的な意識の変革やコミュニティの活性化が促進されました。
Q:これからのソーシャリーエンゲイジドアートのあり方?
A:
これからのソーシャリーエンゲイジドアート(以下 SEA)は、単に「社会的テーマを扱うアート」という枠を超えて、より多層的・多感覚的な関わり方が求められると思います。いくつかの方向性を整理すると:
「ソーシャリーエンゲイジドアート(Socially Engaged Art)」は、単に美術作品として鑑賞されるだけでなく、社会的な課題やコミュニティとの関わりを通じて実践されるアートのことです。時に「社会参加型アート」や「コミュニティアート」とも呼ばれます。
ポイントを整理すると: