36way.netPage1:Index005:五十住啓二写真展『コハクチョウ』を撮る

update:20210611

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五十住啓二写真展
コハクチョウ
その優美でおちゃめな姿と情愛の思い


2021年6月10日(木曜日)、一宮市尾西歴史民俗資料館本館・ギャラリーを訪ねました。

6月8日(火)から13日(日)まで開催されている五十住啓二氏の写真展『コハクチョウは舞い、駆ける』を観賞してきました。



展示作品は、全部で42枚。
すべてA3ノビ版のプリントで、4つのセクション構成で紹介されていました。

  1. コハクチョウの翼を広げた優美な姿
  2. 2月12日のドラマ
  3. 2月28日のドラマ
  4. コハクチョウを取り巻く自然と仲間

1月21日から33回に渡って足を運び、『コハクチョウは舞い、駆ける』と題されたドラマ群です。会期中は展示会場に常駐されているとのこと。本日も午前から多くの観覧者が訪れて、お一人お一人に丁寧なドラマ解説をされていた五十住氏。それは、熱弁でした。

以下、私の感想です。

  • 2月12日のドラマ:コトの起こりを瞬時に察知し捉えた13コマ。
  • 2月28日のドラマ:躍動の翼が早朝の光を照り返す。
  • コハクチョウを取り巻く自然:木曽川の情景に“光”を撮る。

コハクチョウの翼が光を照り返し、静かな木曽川の水面に跳ねる水しぶき。いずれも五十住氏らしいローキーで仕上げた“深み”が時間を止めます。

今回の展示作品はすべてトリミングなしの仕上げだそうです。五十住氏のファインダー画そのままなんですね。それだけに、臨場感溢れる、狙いの迫力に魅せられます。

観察力と洞察力、そして一瞬を逃さない集中力と技量。まさに“巧み”です。

『撮らせていただいたことの喜びと感謝。それをみなさんにお伝えしたい。』と、五十住氏は写真展の展開に意欲的です。

今回の五十住氏のコハクチョウ写真展は、3部構成の3会場で展開されています。

  1. 『コハクチョウは舞い、駆ける』
    6月8日〜13日:尾西歴史民俗資料館
  2. 『コハクチョウは芸達者』
    7月1日〜31日:CAFE&GALLERY かざみどり
  3. 『コハクチョウは情愛がいっぱい』
  4. 7月6日〜31日:かふぇぎゃらりぃ 類

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撮影データ:SONYα99/MINOLTA AF REFLEX 500
・五十住 啓二 | Facebook
https://www.facebook.com/keiji.isozumi