R36 TypeScore:概要と使い方

*** Excel2000で作成したタイプトレーニングソフト:::開発・サポート終了 ***

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  1. R36 TypeScoreの概要
  2. R36 TypeScoreの入力手順
  1. R36 TypeScoreの問題作成
  2. R36 TypeScoreの記録一覧
  3. その他

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1.R36 TypeScoreの概要

R36 TypeScoreはフリーウェアです。
キーボードに慣れる状況を効率的に作り出せないものかと考えていたら、Excelでデータ入力していく状況を思いつき、入力の正誤判定をつけてみたら入力速度も計算してみたくなった。入力速度の計算結果(1分あたりに正しく入力できる全角文字数の算出)を眺めていたら、問題の内容(かな漢字変換)によって打鍵数(所要時間)が異なってくることに気がついた。
ならば、問題を固定することなく、いろいろな問題を自分で工夫できるようにすれば、いろいろな状況を必要に応じて作り出せるだろうと思い、問題の出題システムを工夫してみた。そのうちに、入力記録の比較ができると便利かなと思って、入力記録をデータベース化してみたら、入力記録の順位を自動計算するようにしてみた。励みになる(?)……かもしれない。(^^;
しかし、よくよく考えてみると、自分で自分に入力問題を出す人なんているのだろうか?(^^;……ということで、このような「日本語入力(かな漢字変換)練習ソフト」を必要とする人がどれだけいるのか?ご興味とご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お試しいただけると幸いです。
Excelのマクロ(VBA)学習も兼ねた産物でもあります。m(__)m

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R36 TypeScoreのシート構成は以下のようになっています。

[print]以外のすべてのシート(画面)には「シートの保護」が設定してありますが、パスワードの設定はしてありませんので「シート保護の解除」は可能です。ただし、「シート保護の解除」をした際に誤ってセルの数式を変更したり削除したりするとプログラムが正常に動作しなくなりますのでご注意ください。

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R36 TypeScoreにはマクロ(VBA)が組んでありますので、プログラムを正常稼動させるためにはExcelのマクロのセキュリティレベルを【中】に設定する必要があります。マクロのセキュリティレベルが【高】になっている場合は、以下の手順で設定変更を行ってください。

  1. メニューバーの [ツール] → [マクロ] → [セキュリティ] をクリックして開く
  2. [セキュリティレベル] タブを開き、【中】にチェックを入れて[OK]ボタンをクリックする

R36 TypeScoreの起動時には [マクロを有効にする] を選択してください。
R36 TypeScoreは、Norton AntiVirus 2002にてウィルスチェック済みです。
なお、起動時にはメインシートに記録されている内容がすべてクリアされます。

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2.R36 TypeScoreの入力手順

[名前] の入力欄(白色のセル)に入力者の名前を入力してください。
入力者の名前を入力しないと問題を選択することができません。

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[問題選択]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[Q]でも可。
[問題の選択]ウィンドウが開きます。

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[問題の選択]ウィンドウでは、問題(A〜C)と出題数(10〜100)を決定します。

  1. 問題は、[A] [B] [C] のいづれかにチェックを入れてください。
    [Alt]+[A] , [Alt]+[B] , [Alt]+[C] でも可。
  2. 問題数は、10〜Max(100)の間で任意に設定してください。
  3. [決定]ボタン をクリックしてください。

※[問題の選択]ウィンドウ内では、[Tab]キーでコントロールの移動ができます。

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[スタート]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[S]でも可。
入力開始時刻が記録されます。

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入力欄(白色のセル)に入力を開始してください。
左隣の出題欄(緑色のセル)に表示された問題を入力します。
問題と完全一致した入力ができると判定欄に [] が表示され、配点が得点として加算されます。
全角と半角、大文字と小文字は区別されますので、出題内容の1文字でも違っていると判定は [×] となり、その問題の得点加算はありません。
なお、判定が [×] となった場合でも、間違いに気付いて入力修正して正しい入力ができれば判定は [] に変り、この時点で配点が得点として加算されます。
※一度確定した入力を再編集する時は、[F2]キーを押すと良いでしょう。
※入力後、[Enter]キーでセルを下方向に移動させるためには、[ツール] → [オプション] → [編集]タブ を開き、[入力後にセルを移動する] にチェックを入れ、[方向] に“下”を設定します。

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[ゴール]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[X]でも可。
入力終了時刻が記録され、入力時間と入力速度が計算・表示されます。
[スタート]ボタン を押した後であれば、いつ [ゴール] しても構いません。入力判定に [×] があってもいいし、出題数のすべてを入力する必要もありません。[ゴール]ボタン は、[スタート] から [ゴール] までの時間を計測するためのボタンです。ただし、[ゴール] しないと、[登録] と [印刷] をすることはできません。

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[登録]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[R]でも可。
現在の入力記録が記録一覧シートに追加され、メインシートに入力速度順位が表示されます。

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[印刷]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[P]でも可。
現在の入力記録が印刷されます。(プリンタの用紙設定はA4縦)

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[入力クリア]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[C]でも可。
現在の入力記録が消去されます。(入力者名と出題明細はクリアされません)

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メニューバーの[閉じる]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[F] → [X](終了)でも可。
※ファイルを閉じる際に現れるダイアログボックス「変更を保存しますか?」では、[はい(Y)]を選択してください。

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3.R36 TypeScoreの問題作成

[問題作成]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[M]でも可。
問題の登録/編集シートが表示されます。

■[出題Aに登録]ボタン
クリックすると、作成した問題を「出題A」に登録します。

■[出題Bに登録]ボタン
クリックすると、作成した問題を「出題B」に登録します。

■[出題Cに登録]ボタン
クリックすると、作成した問題を「出題C」に登録します。

■[作成問題の一時保存(1〜7)]ボタン
クリックすると、作成した問題を「保存問題(1〜7)」に登録します。
保存先番号を指定するウィンドウが開きます。1〜7を任意に選択して[OK]ボタンを押してください。
保存問題(1〜7)に登録された問題はメインシートから出題することはできませんが、「問題の登録/編集シート」を使っていつでも出題A〜Cにセットすることができます。

■[新規作成(クリア)]ボタン
クリックすると、問題の作成領域に入力された情報をすべて消去します。

■[初期問題リセット]ボタン
クリックすると、初期問題A〜Cに登録してある問題を、出題A〜Cにセットします。
初期問題の編集は、初期問題の設定シートで行います。

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■[出題Aの表示]ボタン
クリックすると、「出題A」に登録されている問題を表示します。

■[出題Bの表示]ボタン
クリックすると、「出題B」に登録されている問題を表示します。

■[出題Cの表示]ボタン
クリックすると、「出題C」に登録されている問題を表示します。

■[表示のクリア]ボタン
クリックすると、表示領域の表示情報をすべて消去します。

■[コピー/編集⇒]ボタン
クリックすると、表示領域のすべての情報を、問題の作成領域に一括コピーします。
表示領域の個々の問題を問題の作成領域にコピーしたい場合は、個々に[コピー&ペースト]してください。

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[初期問題設定へ]ボタンをクリックしてください。初期問題の設定シートが表示されます。初期問題の編集は、初期問題の設定シートでのみ行えます(1問全角20字以内推奨)。

■[出題Aに登録]ボタン
クリックすると、初期問題Aを「出題A」に登録します。

■[出題Bに登録]ボタン
クリックすると、初期問題Bを「出題B」に登録します。

■[出題Cに登録]ボタン
クリックすると、初期問題Cを「出題C」に登録します。

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4.R36 TypeScoreの記録一覧

[記録一覧]ボタンをクリックしてください。[Alt]+[A]でも可。
記録一覧シートが表示されます。

登録されたすべてのデータを対象に、入力速度の上位10件を表示します。上位3件のデータは、入力記録の印刷紙面にも反映されます。

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登録データを各項目別に並べかえるボタンを用意しました。入力速度以外のデータを基準にした比較をする際に参考にしてください。

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■[登録クリア]ボタン
クリックすると、登録されているすべてのデータを一括消去します。
個別のデータを個々に消去することはできません。※[シート保護の解除]をすれば、行削除で可能

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5.その他

R36 TypeScoreの著作権は作者:samuが所有しています。

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R36 TypeScoreの使用によってなんらかの損害が生じたとしても、いっさいの責任を負いません。

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R36 TypeScoreへのご意見・ご感想は、【Guest Room】に書き込んでいただけるとありがたく思います。

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日本語入力のタイピング練習にはどのような文例が適しているのだろう?むかしは、ワープロ専用機の変換効率を試すいじわるな(?)面白い文例も見かけましたが、きっと、タイピング練習にとって効率の良い文例というものがあるんだろうな、と思います。でも、そういう問題を考えるのが大変ですね。問題(文例)の作り方によっては、特殊な分野のタイピングを強化することもできるんじゃないかとも思います。そう考えていくと、問題集の方が大切なような気がしてきました。(^^;

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