R36 汎用差込 V.1.3b

*** Excelで簡単に自由に差込印刷:::開発・サポート終了 ***

■ R36 汎用差込 の概要

「R36 汎用差込」は、Excelで簡単に自由に差込印刷を行うソフトです。
各種帳票など、オリジナルな印刷フォーム(テンプレート)への差込印刷が簡単にできます。
Microsoft Excel 2000で作成していますので、Excel2000以降がインストールされているパソコンで動作します。
フリーソフトとして配布しますのでご自由にお使いください。

■ 使い方

  1. 差込元のリストデータを[リストシート]に貼り付けます。

    ※フィールド(項目名)は、1行目に貼り付けてください(自動的にフィールドを読み込みます)。
    ※差込印刷したいリストだけを整形(抽出)して貼り付けるのがポイントです。
     →[予備シート]にすべてのリストデータを貼り付けて、差込リストをフィルタオプションで[リストシート]に抽出すると良いでしょう。
    ※フィールド数は256個まで対応。
    ※リスト数は、A列をカウントしています。A列にはユニークIDなどを設定して空白セルを作らないでください。
    ※テーブル設計(フィールドの並び順)は問いません。オリジナルのリストデータがそのまま使えます。

▽[予備シート]の活用(必要に応じてご活用ください)
[予備シート]には、任意のレコードだけを[リストシート]にコピーする機能があります。

【1】自作オリジナルのリストデータを[予備シート]のセル(B1)を基点に貼り付けます。
【2】[予備シート]のA列(印刷フィールド)が印刷レコードの選択枠になっています。
【3】対象レコードのA列をダブルクリックします。→「空白」=>選択しない。「レ」=>選択する。
  ※セル(A1)をダブルクリックすると、全レコードを対象に「空白」と「レ」を切り替えます。
【4】セル(A1)を右クリックすると、チェック「レ」(選択)されたレコードだけを[リストシート]にコピーします。

  1. 印刷フォームを[差込シート]で作成します。
    ※ページ設定やプリンタの指定、セルの書式設定は、Excelの基本操作で行います。
    ※Excelをワープロとして使い、必要な印刷フォームを仕上てください。
  2. 印刷フォームにリストデータのフィールドを差し込みます。
    ※差込フィールドを挿入したいセルを右クリックしてください。

    ↑フィールド名一覧がドロップダウンリストに表示されます。
     挿入したいフィールド名を選択して、[差込]ボタンをクリックしてください。
  3. 差込印刷を実行します。
    ※[差込シート]の任意のセルをダブルクリックしてください。

    ↑差込印刷の設定ウィンドウが開きます。
開始レコード: 「1」を設定すると、フィールド名も差込印刷します。通常は「2」からが印刷対象となるでしょう。
終了レコード: 初期値はA列の最終行数が表示されます。
現在レコード: 初期値は「1」(フィールド名)。このレコード番号を変更することで差込情報をシート上で確認できます。
指定範囲を印刷 「開始レコード」から「終了レコード」までを連続して差込印刷します。
現在のレコードを印刷 「現在レコード」に指定されているレコード情報だけを印刷します。

■ その他

Accessなどのデータベースソフトには「レポート」機能がサポートされていますが、Excelの標準機能にはこのような機能が見当たらないため、帳票印刷などの差込印刷をしようと思うとひと苦労です。
一般的には、Wordの差込印刷機能を利用してこの問題を解決することになるだろうと思いますが、Wordとの併用にはファイル管理や操作が煩雑になる面があります。そこで、Excelだけで「差込印刷」ができないものか?とVBAで作ってみたのがこの「R36_汎用差込」です。

「R36_汎用差込」は、差込印刷の機能だけを組み込んだExcelファイルですので、他のExcelファイルにあるリストデータやテキスト形式のCSVファイルなどを[リストシート]に容易に取り込む(貼り付ける)ことができます。そして、「R36_汎用差込」の大きな特徴は、Excelの基本操作で自由にオリジナルの「印刷フォーム」を[差込シート]に作成できる汎用性にあります。

ただ、「汎用性」の意味するところは、はがき宛名印刷やラベル印刷などのように、印刷フォームが一般化(標準化)されている「専用フォーム」も、「R36_汎用差込」では自分自身で作成しなくてはならない、ということになります。差込印刷では、リスト形式と印刷フォームは一対の関係性にありますので、標準化されている各種印刷フォームについては、各自に、「一番使いやすいもの(形式)」を考案してみてください。
なお、「R36_汎用差込」の使い方に関する情報交換は、36way.net【Guest Room】をご利用いただければ幸いです。

■ ダウンロード

R36 汎用差込 V.1.3b をダウンロードする(r36hs013b.lzh / 90KB)

ダウンロードファイル名は、[r36hs013b.lzh]です。
LZH形式で圧縮してありますので、ダウンロード後、任意の解凍ソフトで解凍してください。
[r36hs013b.lzh]ファイルを解凍すると、「R36 汎用差込」本体のExcelファイル[r36_hs013b.xls](161KB)と[readme.txt](6KB)が取り出せます。

▼ 更新履歴

2010/06/02:R36 汎用差込 V.1.3b(Excel版)の開発・サポート終了

2007/05/23:R36 汎用差込 V.1.3b(Excel版)を公開
・作者E-mailアドレスと公開場所を変更
2005/09/06:R36 汎用差込 V.1.3(Excel版)を公開
・[予備シート]に印刷レコードの抽出機能を追加した。
2005/08/04:R36 汎用差込 V.1.2(Excel版)を公開
・他のエクセルシートで作成されたリストデータを、「R36_汎用差込」の「リストシート」に貼り付ける操作だけでは、「リストシート」の「フィールド名」を読み込むことができなかったバクを修正。
2005/03/08:R36 汎用差込 V.1.1(Excel版)を公開
・「差込印刷の設定ウィンドウ」のインターフェースを一部変更。
  →レコード番号の数値入力ボタンをスピンボタンからスクロールバーに変更した。
  →レコード番号の数値入力で直接入力も可能にした。
2004/12/08:R36 汎用差込 V.1.0(Excel版)を公開


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